気が向いたら...

ジャンルはバラバラ。気が向いた時に気が向いた内容で気が向いた文章を。

不思議な現象

もう10月も終わりですね。最近は残業続き&妻の体調が良くないためなかなか模型いじりどころかブログ更新も出来ずにいました。

 

本題ですが、今の会社に入社してまもなく1年、1人で現場を回りだしてまもなく1ヶ月、ぺーぺーなので客先に少しずつ顔を覚えてもらっている状況です。そんな中、現在会社総出で対応している大変なトラブル案件があります。

 

「機械を新品でウン千万払って購入したのに、エラーが出たりしてまともに動かない!しかも対応が遅すぎる!どうなってるんだ!」

 

というもの。そりゃ誰だって高い買い物をしてまともに使えなかったら怒りますよね。自分が所属している部署のリーダーとその下の方、さらに統括している方など誰が謝罪に行ったり作業に行っても担当者の女性は無表情で冷たい目線。全く解決する気配もないし、会社に言わされてる感がさらに担当者の苛立ちを強めるという悪循環。

 

しかし、自分が単独で行くと対応がコロッと変わるんです。

 

「ねーねー聞いてくださいよー」

「○○さん(自分の名前)だから話しますけどー」

「えー明日から別の人なんですか…」

 

あれ、会社で唯一俺だけ担当者から好かれてる??なんでだ??まだ入社して1年も経ってないぺーぺーですけど??

 

自分も何故なのかわからないのですが、よく愚痴を聞かされて「ですよね〜」って相槌を打ったり、「トラブったときにアドバイスできなくてもいいから、励ましの言葉だけでもくださいね!」などともはや意味不明なことまで言われたりもしますが、担当者からは話しやすくて自分の味方だと思ってくれてるみたいです。光栄です!!

 

所属部署のリーダーからは「おい、今日はどうだったんだ?報告はないのか?」と半ばキレ気味で言われることもありますが、愚痴をそのまま伝えるのもなんか違うし、残念だけど担当者は俺以外には心開いてないから今更何報告しても無駄なんだけどね〜なんて内心思いながらも、申し訳なさそうな真似をして当たり障りのないことを報告します。

 

今回の件で分かったことは…

 

①人間褒めて伸ばそう

褒められて悪い気がする人はほとんどいないはず。自分も褒められて伸びるタイプなので、些細なことでもいい点があったら褒めましょう!褒められるとやる気出ますしね!

 

②分からないことは一緒に

人間上から目線で話をされるのはあまりいい気はしませんよね。だからこそ、相手からの使い方などの質問に対しては、こうやるんですよ!じゃなくて、せっかくなので一緒にやってみましょう!と言って一緒にやってみてから、分からないことは何でも聞いてくださいね!と聞きやすい雰囲気を作ることが大切なのではないかと今回の件で感じました。

 

③常に初心を忘れない

相手はお客さんであると同時に機械初心者なんです。当たり前すぎる質問が飛んでくるのが当たり前なんですが、それをついバカにしたような対応をすると後で痛い目に遭います。常に初心は忘れずに、自分も機械初心者になったつもりで話すと相手にも伝わる気がします。

 

簡単そうで意外と難しいものですが、先輩たちの対応を見てると意外とこれが実践できていない人が多いなと思う場面が多いので、社歴が長くなるともっと難しくなるみたいです。

 

いつまで経っても初心を忘れずに生きていきたいと感じた今日この頃です。