というわけで、2019年も今日含めてあと3日になりましたが、今年3回目の転職活動を経験してだいぶヤバい会社の見分けがつくようになったと勝手に思っています。
これまで所属した会社の仕事内容と勤務年数は以下の通りです。
①大型機械のメンテナンス会社(勤務期間:約3年)
退職理由は小さい営業所だったため休日出勤の嵐で、次の休みがいつかわからない状態のことも多く、予定が立てられなかったため。
②小型機器のメンテナンス会社(勤務期間:約5年)
退職理由は30歳を境に定期昇給がなくなり、メンテナンスは軽視されていて昇格も見込めず、定年までほぼ同じ給料で働かされるため。
③マンション等のお湯の管工事の営業(勤務期間:約1年)
退職理由:基本給だけは上記の2社よりも良かったが、他は今までで一番最悪な会社だったと言っても過言ではなかったです。たくさんあるので詳細は下記。
経験した3社のこの会社はヤバい!と思った発言集です。
①休みはいつ取れるかわからないから
①明日の休み無くなったから
②サービスエンジニアは毎日ドライブみたいなもんだから楽で良いよね
②超勤手当ついてるんだから定時帰りはないよね
③この会社退職金ないから
③週1日休めれば十分でしょ
③あなたもずいぶん偉くなったもんですね
③最近調子に乗ってるんじゃないですか?
③早く辞めて独立でもなんでもしろや!
③(スーパーやドラッグストアに長時間無断駐車することに関して)1つでも買い物すれば客だから言われる筋合いはない
③いいからやれよ!→誰がこんなやり方しろって言った!
③あいつは今回のボーナスないから
③(自分から客に喧嘩を売っておいて)今後俺行かないからあとは頼むね
いやー③の会社はまだまだ数え切れないくらいあったんですが、バックれて2ヶ月以上経ったんで忘れちゃいました。 この時点で③の会社が今まででトップクラスでヤバいことがわかったかと思います。給与面がしっかりしてる以外は何もいいことがない会社です。
そして、③の会社のこの会社はヤバい!エピソードです。
・その場で採用される
今考えてみるとこれはかなりヤバいことだと思います。それだけこの会社は人手不足で、誰でもいいから採用しているとも取れますからね。この時点で気づかなかった自分は相当バカだったと今になって思います。
・給与面はしっかりしてるから前職よりも年収上がるよと言われたが…
確かに基本給は前職よりも良かったですし、残業代も1分単位でしっかりついたのですが、逆に言えばこの会社のホワイトな部分はここだけ。面接時にぼやかされたボーナスや退職金については、ボーナスは1ヶ月未満で退職金はナシというのが入社後に判明したときは顔が青ざめました。結局基本給がそこそこ良くてもボーナスがあまりにも少ないと前職の年収を下回ってしまい、結局何のために転職したのかわからなくなってしまいました。
・面接時と違う部署で採用される
面接では工事部門を希望し、それで採用されたと思っていたのに初出社したらキミ営業ねと言われた。初日から意味わからず大混乱でした。この時に逃げてればもっと早く対策出来てたのになぁ。
・勤続年数が10年超えがいない
これは最大のヤバいポイント。面接時に聞くのを忘れたのが最大の失態でしたが、とにかくみんな勤続年数が短い。遅かれ早かれみんな逃げ出してる証拠ですね。社長はこれまでに全員辞めさせたことがあるとか自慢げに言ってたが、それ自慢になってないですよ。
・事業規模が大きいのに社員数が少ない
これも上に書いたのと似てますが、やってる内容はすごいことなのにどうして社員数が20人くらいしかいないのかがずっと不思議でしたが…やはり辞めちゃうから事業拡大が出来ないんだとわかりました。
・朝5時に社長から社員全員宛の説教メールが届く
とにかく社長はオンオフという概念がない人で、連絡は自分がしたい時にするという社員にとっては大変迷惑な考え方の持ち主でした。朝5時から説教される方の身にもなってほしいものです。たまったもんじゃありません。
・休みの日も電話の嵐
小さい会社の営業だからこそコールセンターと言うものはなく、休みの日であっても客からバンバン電話がかかってきます。ヤバいのは社長や上司からも平気で電話やメールが来ます。すごいプレッシャーで会社の携帯を川に投げ捨てたいと常に思っていました。
・休日出勤日の移動時間は残業代がつかない
頻繁にある休日出勤ですが実質客先にいるのは1時間くらいで、その後に半強制的に社長に飯に連れて行かれたりするわけです。移動時間と社長との飯の時間は残業代がつかないので朝8時に出て急いで14時に帰宅しても残業代は1時間分のみ。こんなんじゃ休日出勤するのがバカバカしくてやってられません。飯奢りとかいらないから早く帰らせろ、人の気持ち考えろって社長に対していつも思っていました。
・営業は頻繁に社長と昼ご飯
営業と言っても結構社内にいることが多かったので、その度に社長に半強制的に昼飯に連れて行かれましたが、先輩や同僚ならまだしも昼休憩に社長と一緒に過ごすことがどれだけ気を遣って疲れることなのか考えて欲しいものです。飯奢ってくれとか誰も頼んでないし、奢ってくれなくていいからしっかり休憩させろと言いたかった。
・社員に自主性を求める割に全て社長に確認が必要
社長の口癖は自分で考えてやれとよく言っていました。でもその割には全てにおいて社長に確認しないと先に進めないようになっていて、自分で考えても結局社長の考えでまとまる無駄極まりないシステムでした。
・社員や元社員の悪口が大好き
社長と一緒にいると繰り広げられるトークショーネタの大部分はこれ。社長自らいろんな人の悪口を言ってる時点で、正直かなり気分が悪いです。加えて自分も影で言われてるのではと考えたらいつも気が気ではありませんでした。
・教わってないことも平気でやらされてキレられる
教わってないんだからわかるわけがないのに、間違ってればそれを最初から知っていたかの如く死ぬほどキレられる。理不尽極まりないことだらけなのがこの会社でありこの社長です。
・やれって言われたことをやっているとキレられる
社長はある日突然考え方が180°変わることがしばしばあるので、社長の言う通りやっていてもある日突然キレられたりします。また、社長自らが言ったことを忘れちゃっててキレられることもしばしばありました。老害のお手本のような存在でした。
・会社内では見せつけるように平気で怒鳴る
自分は先輩が晒し上げられるように怒鳴られてるシーンを何度も目撃しました。人が怒鳴られている場面を見るのはとても気分が悪く、会社の雰囲気もめちゃくちゃ悪くなります。
・頭に血が上るとどうにもならない
一回頭に血が上ると誰が何を言おうとどうにもならなくなります。平気で社員をクビにしたり、罵詈雑言を吐きまくったり。恐らく下記の晒し上げブログも頭に血が上った時に書いたんでしょうね。
・とにかく晒し上げが大好き
上で書いたように社員をみんなの前で怒鳴りつけたりいろんな人に悪口を言い回るのもそうですが、とにかく誰かを晒し上げるのが大好きな社長でした。実際に自分も会社の公式ブログで退職後に現在進行形で晒し上げられているようです。こういう中学生レベルのことしかできない社長ってそもそも上に立つ人間には向いてないんじゃないかと思いますけどね。
こんな恐ろしいほどのワンマン社長がやってる会社が世の中に存在し、自分はまんまとその罠に引っかかってしまいました。退職して時間が経つので自分もだいぶ忘れてきたところでしたが、会社のブログに自分のことが書かれていることを知ってさすがの自分も黙っていられなくなりました。
とにかく、これから転職する方はくれぐれもこの会社には気をつけて下さい。
現に今もDO○Aで募集していまして、東京都M市に本社があり、埼玉県N市にも拠点(旧本社はここにあった)がある会社です。基本給がいいのと、残業代が1分単位でつくことをやたらウリにしているようですが、今の時代はそんなん当たり前なんですよね。社長は現役営業マンであるがために面接時に詐欺師並みに人当たりがいいのでそれに惑わされないでください。間違えて入社すると、ワンマン社長のパワハラ三昧の地獄のような日々が待ち受けています。
飛んで火に入る夏の虫になってはダメですよ!!