気が向いたら...

ジャンルはバラバラ。気が向いた時に気が向いた内容で気が向いた文章を。

転職活動をするときに重要なこと

昨日1000円カットで髪を切ってきましたが、隣で待っていたちょっとふくよかな男性が呼ばれて、カットの好みを聞かれた瞬間に…

あれ、声が女性…ってことは女性だったのか…。人は見かけだけでは分からないものです。

今の会社では3〜4ヶ月に1回の頻度で社内報的なものが発行されていますが、それを見ると入社した方と退職した方が一目でわかるようになっています。新卒は3〜4年で辞める人が何人かいると聞きました。確かに自分も新卒で入った会社は3年で辞めたし、それくらいの年数の時は外の世界が見たくなるものなんだよなぁ。

ふと、転職活動をするときについ面接では聞きづらいけれど勇気を出して聞くか、サイト上などで必ず確認しておいた方がいい項目などについて浮かんだので書いてみることにしました。逆にこれらが確認できなければもし内定を貰っても入社は控えた方がいいと私は思います。自分は以前この失敗をしてかなり後悔したためです。

①退職金はあるかどうか?
これはなかなか面接時には聞きづらいことだと思いますが、3社目の会社に入社してからしばらくして退職金がないことを笑いながら話していた社長に驚愕した記憶があります。月給がそこそこよくても、実際退職金がないと老後はどうするの?って話になりますしね。

②ボーナスは平均どれくらいか?
小さい会社だとなかなか望めない部分かもしれませんが、仕事のモチベーションがかなり変わってくる部分でもあるので、結構重要です。月給がよくてもボーナスがあまりにも少なければ結局年収は前職と変わらない…なんていう事態が発生したりします(自分がそうでした)。最近初めて今の会社からボーナスを貰いましたが、既に前職の1.5倍以上の金額が支給されてびっくりしました。

③平均勤続年数は?
前から何度も書いている項目ですが、これは面接時に絶対に聞いておくべきです。やはりいい会社ならなかなか辞めないですし、この質問の答えをはぐらかす会社や、勤続年数が少ない会社は絶対に何かしら問題があります。

④休日出勤の頻度は?
これ結構重要で、やはり休日出勤が続くと体が休まらなかったり、プライベートのことが全くできなかったりとストレスになりますしね。ただ、面接時に聞いても都合が悪いとはぐらかされたり、嘘を言われることも少なくないのですが、必ず聞いておくことをお勧めします。

⑤転勤は?
最近は転勤や単身赴任がある会社は減少傾向のようですが、それでも転勤がある会社は少なくないので、転勤したくない場合は面接時にその旨をきっちり伝えておく必要があります。

⑥月給やお金に関することに騙されないように気をつけて!
前職よりも給料を上げたいという気持ちで転職活動をする方はかなり多いと思いますが、月給がよくても裏があるパターンも中には存在するので気をつけた方がいいです。例えば、月給はいいけど直行直帰するための会社の車の駐車場代は支給されなかったり、昼飯を毎回のように上司と行く時は全部払ってくれるけどその分自由時間が皆無だったり、休みの日にゴルフに強制的に連れて行かれたりと、意外と説明されない思わぬ落とし穴が存在したりするので、面接で質問することは大事です。自分は前職のときはかなりいろんな落とし穴に嵌まりましたが、現在は前職よりも月給は下がりましたが、今の方が仕事も楽しい上にちゃんとした就業規則が整備されているので、そのような落とし穴には今のところ遭遇していません。

⑦退職するときはなるべく次を決めてから!
これは基本中の基本ですが、退職してから転職活動をするとなかなか決まらない時に精神的にも金銭的にも余裕がなくなってしまうので、できることなら在職中にこっそり転職活動をして、決まったら退職するのがベストです。自分は直近の転職では転職先が決まらずにそそくさと逃亡しましたが、バイトはしていたものの貯金は減る一方でした。精神的余裕がないとき以外は、こういう無謀な退職は避けた方が無難です。

こんな感じです。最後になりますが、内定をもらって入社したら就業規則についてはちゃんと確認した方がいいです。薄っぺらいその場しのぎの就業規則が置いてある会社は、就業規則でルールを明文化したくないがためにそうなっていることが多いので、働いているとルールがころころ変わり振り回されることがあります。また、年間休日カレンダーがあるかどうかも要チェックです。入社前に年間休日が120日以上と言われていても、実際は年間休日カレンダーがなく、勝手に夏休みや冬休みが削られていたなんてこともありました。もし入社してからこのようなことが発覚したら、残念ですが再び転職というプロセスを踏んだ方がいいかもしれません。

こう書いてみると、なかなかいい会社を見つけるのは難しいものですよね。